毎日集乳・鮮度と安全性、そして味わい深い『耶馬溪牛乳』の紹介です













 今朝は下郷農協の牛乳工場・充填室に入りました。白衣を着て、帽子もかぶり、
長靴を履いて消毒、怒られない様にそ〜っと動き回りました。200ml、500ml、1000ml
の牛乳がぐるぐる回りながら箱詰めされて冷蔵庫へ送られます。
 耶馬溪牛乳は、「土づくり・草づくり・牛づくり」をモットーとしています。
 7戸の酪農家(耶馬溪牛乳生産者)から生乳を毎日集めます。乳牛に与える飼料は
遺伝子組み換えをしていない大豆・トウモロコシ(トウモロコシは収穫後に農薬を散
布していないもの)を使用しています。
 今年は猛暑で乳量が減り、最近の牛乳の製造量は1日3tくらいです。
 牛乳工場は、早出の職員が5時40分、次の早出職員が6時40分、9名の従業員
全員が作業を開始するのは8時です。殺菌室1名、充填2名、冷蔵庫の仕分け2名が
内線電話で頻繁に連絡を取り合っています。そして、生乳の受け取り1名、検査1名
事務1名と箱(牛乳コンテナ)を洗う担当者1名が連携しています。
 牛乳工場は、農協の中でもちょっと別世界、衛生品質管理が徹底されていて、専門
職なのです。なんだか、たのもしい感じがしました。

下郷農協初代組合長・奥登(おくのぼる)名誉組合長が6月10日に永眠。

 今朝の新聞には、「食料自給率39% −3年連続40%割れ−」と
出ています。農水省は8日、2012年度の食料自給率(カロリーベース)
が3年連続で39%にとどまったと発表。日本は韓国の50%を下回り
「先進国の中でも最低水準(農水省)」としています。
 TPPをめぐっては、甘利明TPP担当相が今月下旬に開かれるTP
P閣僚会合へ出席する意向とされています。


 下郷農協のfacebookに「労農牛乳はまだありますか」というコメント
が寄せられました。労農牛乳とは、現在の『耶馬溪牛乳』の前の名前な
のです。「農民が作って、労働者へ届ける」=「労農提携」という意味
が込められています。この労農牛乳を中心に、〝産直運動〟を下郷農協
の事業の柱として位置づけ、発展させる先頭に立ったのが、奥登名誉組
合長です。それにしても下郷農協の設立が1948年(昭和23年)5
月23日で、下郷農協の通常総会が毎年6月末に行われます。奥登氏は
そのちょうど間、6月10に亡くなられました。
 さらに、冒頭の「食料自給率」「TPP」などをめぐる問題について
警笛を鳴らすような言葉を残されているのです。それは「地域の農業と
いうものは、そこに専業農家があり、耕地の狭い一種兼や二種兼がこれ
をとり巻き、働きにも出るが、必要な労力は家に残しておいて農業をす
る。そういった保ち合いということがあってはじめて成り立つと思いま
す」と著書で述べています。詳しくは、下郷農協のホームページに下郷
農協新聞をPDFで掲載しています。7月号の10ページに「奥登名誉
組合長を悼んで」という通常総会に提出した文章をご覧ください。
 尚、9月22日に下郷で「奥登名誉組合長を偲ぶ会」を行う予定です。
詳しい日程につきましては後日お知らせいたします。

http://shop.simogonokyou.or.jp/

下の写真は、下郷農協本所に掲げている看板。下郷農協のパンフレット
「郷のあゆみ」から。

下郷産・農薬も化学肥料も使用せずに作った小麦の『小麦粉』

 下郷の鎌城(かまぎ)地区、元酪農家の原さんの元牧草畑で、
農協職員や組合員の有志(代表:下郷農協の松本参事)が一昨年
から小麦の栽培を始めました。2年目の今年6月に収穫した小麦
は、かなりの豊作でした。品種はチクゴイズミ・中力粉です。
 「そんな小麦粉があるのならパンに使いたい」というお店の方
からのご要望もいただき、業務用価格を検討してきました。
 現在WEBでは「耶馬溪産小麦粉」500gで570円ですか
ら、業務用としての利用は無理ですよね。でも、パンなどに使っ
ていただければ小麦粉も幸せです。何とかしようということで、
業務用価格(それでも相場からすると…?)が設定されました。
 まだ、公式な価格設定になっていませんので、お見積りをご希
望の方はお手数ですが、下記までお問い合わせください。

*フリーダイヤル 0120−56−2229

*E-mail:santyokujimu@simogonokyou.or.jp

下郷農協もFacebookデビュー!なのですが…?

 昨日、Facebookを始めました。が、まだよくわかっていません。
 期待していただいたみなさんにご迷惑をおかけしているかもしれません。
 この場を借りてお詫びいたします。よろしくお願いします。「下郷農協
Facebook」で検索してみていただければと思います。
 ぼちぼち慣れていきたいと思います。プロフィール写真をクロブタンに
したのですが、「耶馬溪戦隊クロブタン」を作曲したオスカル竹本も
クロブタンだったので、更新しました。新しいプロフィール写真のタイトルは、
『鎌城の男』です。夏のギフトカタログにも登場しているのですが、牧草の
刈り入れ作業をしている酪農家(耶馬溪牛乳生産者)・脇坂和義さんの
たくましい姿です。「燃える男の赤い(青いけど)トラクター♪」また、
「トラクターがレアだね」という声もあります。(撮影日2013年5月22日)

これが〝少量多品目栽培〟の農薬も化学肥料も使わない野菜畑

 8月6日は、広島はアメリカによる原爆投下から68年。広島では
原爆死没者を追悼し、核兵器廃絶・平和を願う行事が終日続きます。
 下郷農協のお隣・夏休み中の下郷小学校も今朝は子どもたちが
学校に来ていて、原爆投下の8時15分にサイレンがなり、黙とうを
したのだと思います。平和授業では、地元の戦争経験者の方のお話し
などが行われるそうです。


少量多品目栽培の畑をのぞいてみました。
 さて、下郷農協の野菜生産者の畑はどうなっているのか?と思い、
下郷有機野菜生産出荷組合の山本利江子組合長の畑を見に行ってきま
した。「少量多品目」とは、下郷は山に囲まれた土地が狭い山村なの
で、大規模農業はできません。農薬も化学肥料も使わずに露地栽培で
野菜を作り続けるための生産方法です。一つの畑にいろいろな野菜を
作り、「病気や害虫によって、こちらがダメでもこちらは出荷できる」
「どうにもならないときは〝あきらめる〟」というスタイルです。
 下の写真がその畑です。シシトウ・ピーマン・ナス・つるむらさき
少し枯れてきているキュウリなどが所狭しと並んでいます。オクラの
花がきれいでしたよ…。
 トマト・ミニトマトは少し離れた畑に雨よけビニールハウスがあり、
もう終わりに近づいているようでした。

あっという間に8月、お盆が近づいてきましたね

 今日はもう8月5日。真夏でもこんな葉物野菜が少しずつです
が出荷されています。(8/2撮影)

























 購買ふれあいの店の〝お盆準備のための大売り出し〟チラシの
原稿を作りました。

*11日(日)は8:30〜18:00まで(1時間延長です)

*12日(月)は8:30〜18:30まで

*13日(火)は8:30〜12:00まで

ちょっと変則営業なのですが、3日間やります。それにしても
13日は『お昼までの営業』というのがすごいでしょ。
ずっ〜と昔から恒例の営業時間です。昔は「お盆は家に居る」もの
だったのでしょうね。今の時代、見直すべきなのでしょうか??

 さて、何が大売り出しかと申しますと、下郷農協自慢のお肉です。
 エサや飼い方に、できる限りの安全性を追求した耶馬溪黒豚・
おおいた冠地どり・黒毛和牛のお肉をどうぞ。耶馬溪牛乳や乳製品、
その他加工品も下郷農協オリジナル品をご利用ください。

3日間の期間中は、1万円以上お買上げの方へ粗品のプレゼントも
あります。粗品といっても意外と良い実用価値のあるものです。

 11日(日)は、1日限りのおおいた冠地どりの「カラアゲ」と
耶馬溪牛乳で作る美味しい「ソフトクリーム」もあります。

土窯や土壁用の土を作る「赤土研究会」をやってます

「下郷空き家紹介プロジェクト」(下郷農協も協賛)の有志が
『第二回赤土研究会』を開催

 赤土研究会は、土壁を塗ったり、土窯をつくるための土を作ろうと
オーガニック建築士の田上晴彦氏(下郷への移住者)を講師に開催し
ています。今年4月に第一回赤土研究会を開催し、赤土と稲ワラを混
ぜて寝かせておきました。そして今回、7月30日に第二回赤土研究
会を開催し、もう一度稲ワラを混ぜて水を入れ、重機や足踏みをして
練り、赤土の池にして寝かせました。田上氏によれば「1〜2ヶ月で
良い土になるでしょう」とのことでした。
 場所は、鎌城の山崎和美さん(下郷農協理事・健康米組合長、家は
酪農・肥育農家)の牧草畑をお借りしています。合鴨米の農作業体験
などでも大活躍の山崎さん。赤土研究会でも場所の提供をはじめ、重
機も貸していただき、誠にありがとうございます。
 秋にはこの土を使った壁や窯をご紹介できるようにがんばります。