「鈴木主水という侍は…」「山は焼けても山鳥りゃ立たぬ」の意味を少しだけ調べました

 8月15日の記事にコメントをいただきましたので、「これは
調べなければ」と、少しだけ追加します。

 まず、「山は焼けても山鳥りゃ立たぬ」ですが、これは全国的
な『民謡』に出てくる歌詞のようです。「子ほどかわいいものは
ない」ということを歌っています。

 次に、「鈴木主水さん」ですが、享和元年(1801)内藤新
宿の遊女・白糸(しらいと)と情死した武士の名。また、その事
件を主題とした戯曲や歌謡。歌謡では踊り口説きなどに今も残り
…とされています。この地域の盆踊りの口説きもこの『歌謡』を
歌っているようです。

 それにしても、物語の最初から最後までを「鈴木主水口説き
として掲載しているものを読んでみましたが、主水さんと白糸さ
ん二人だけでなく、主水さんの奥さんの「お安さん」も含めて、
最後には「三人共に、聞くも哀れな、話しでござる。聞くも哀れ
な、この物語」と締めくくっている通りのお話しでした。
 やっぱり、「中村主水のほうがいいなぁ〜」。下写真は15日
に盛大に開催された下郷小学校での盆踊りの様子です。