これが〝少量多品目栽培〟の農薬も化学肥料も使わない野菜畑

 8月6日は、広島はアメリカによる原爆投下から68年。広島では
原爆死没者を追悼し、核兵器廃絶・平和を願う行事が終日続きます。
 下郷農協のお隣・夏休み中の下郷小学校も今朝は子どもたちが
学校に来ていて、原爆投下の8時15分にサイレンがなり、黙とうを
したのだと思います。平和授業では、地元の戦争経験者の方のお話し
などが行われるそうです。


少量多品目栽培の畑をのぞいてみました。
 さて、下郷農協の野菜生産者の畑はどうなっているのか?と思い、
下郷有機野菜生産出荷組合の山本利江子組合長の畑を見に行ってきま
した。「少量多品目」とは、下郷は山に囲まれた土地が狭い山村なの
で、大規模農業はできません。農薬も化学肥料も使わずに露地栽培で
野菜を作り続けるための生産方法です。一つの畑にいろいろな野菜を
作り、「病気や害虫によって、こちらがダメでもこちらは出荷できる」
「どうにもならないときは〝あきらめる〟」というスタイルです。
 下の写真がその畑です。シシトウ・ピーマン・ナス・つるむらさき
少し枯れてきているキュウリなどが所狭しと並んでいます。オクラの
花がきれいでしたよ…。
 トマト・ミニトマトは少し離れた畑に雨よけビニールハウスがあり、
もう終わりに近づいているようでした。