ブログを引っ越ししました

 いつも「下郷農協blog」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
 誠に勝手ながら都合により、ブログを引っ越しいたしました。

 今後は下記のアドレスにて、ご覧いただければと思います。
 なにとぞよろしくお願いいたします。

   http://simogonokyou.seesaa.net/?1377067312

【その③】 キャンプ・私の良く撮れたと思う自我自賛の写真集です

 大地の会久留米のみなさんのキャンプを2回にわけて報告しましたが、
二日間を通じて、子どもたちから「カメラマ〜ン!」と呼ばれ続けた私の
ベストショットをご覧ください!

鎌城(かまぎ)の男・耶馬溪牛乳生産者(酪農家)伊原忍氏。






















『花火をする少女』 (私の中では「いいね!」)






















書道の先生と生徒だそうです。先生は池田尚子さん。






















姉妹だそうです。右がお姉さんでこのキャンプを企画した伊藤純子さん。






















御大・池口冨美子さんです。






















ランプの灯りを頼りに、おにぎりを作る緒方弓子さん。

牛の乳しぼり体験→豆腐製造見学→牛乳工場見学・大地の会久留米のキャンプ 【その②】

 乳しぼりを体験した男の子が私に駆け寄り「何か温かかった」と
興奮気味。ベテランの元会長さんも「下郷に何回来たかわからない
けど、初めてだったわよ(乳しぼりは)」と感触を確かめるように
指を動かします。
 朝5時20分にキャンプ場を出発して下郷の「鎌城(かまぎ)」
で搾乳体験。受け入れてくださったのは酪農家・伊原忍さんです。
 鎌城の山を下って、次に向かったのが牛乳工場に隣接する惣菜工
場です。月曜日は早朝4時30分頃から作業を始めています。
 大分県産大豆100%の消泡剤も使わない豆腐の製造工程につい
て、横山眞澄部長に説明を受けながら見学しました。
 次は「青空朝食」。惣菜工場の外(敷地内)で朝ごはんを食べま
した。作りたての『寄せ豆腐』にも「美味しい」という声があっち
こっちからあがり、子どもたちも醤油をかけずにたくさん食べてい
ました。日が差してくるとテーブルごと移動して陰に入ったり。
 最後は牛乳工場を松本参事が説明しながらご案内しました。耶馬
溪牛乳を飲みながら説明を聞いていた参加者は「なんだか、なおさ
ら美味しく感じる」と。安全なエサ、毎日集乳などの酪農を知り、
その生乳が工場へ運ばれ、加工されて牛乳ができるまでを見て飲む
牛乳だからでしょうね。ストーリーがわかる!生産者の顔が見える
〝産直〟とは、こういうことなのだと改めて思いました。

牛の乳しぼり体験・下郷農協の工場見学もした「大地の会久留米」のキャンプ 【その①】

 大地の会久留米(緒方忠臣会長)は、8月18日(日)〜19日(月)に
31名でキャンプ&産地見学を行いました(たいちのかいくるめ)。
 下郷のお隣、山国町の「憩いの森キャンプ場」に15時30分、現地集合
した一行はチェックインの後、さっそくバーベキューの準備を始めました。
 ご飯はもちろん「飯ごう炊き」ですよね。そのそばで誰かが「ごはんじゃ
なくて、はんご」とか言ってましたが聞いている人が…?残念です!
 炭にほどよく火がついて、いよいよお待ちかねのお肉や野菜が登場。下郷
農協自慢の安全安心「黒毛和牛」「耶馬溪黒豚」「JASおおいた冠地どり」
と無農薬野菜たちです。残ったご飯は、緒方会長の奥さんがランプの灯りの
中、おにぎりにしてくださいました。お米は下郷農協の「郷の舞」。これも
何とも美味しかったです。
 下郷農協からは、山崎和美理事・玉麻農夫男理事・中山美紀(お客様セン
ター)産直担当・産直推進室の横山が参加しました。
 子どもたちもお腹がいっぱいになったころ、すっかり日も暮れ、花火がは
じまりました。子どもたちはバーベキューの準備中に普段はなかなかできな
い「火遊び」も経験しました。
 さあ、明日は朝5時20分出発で「牛の乳しぼり」だ! その②へ続く…

「鈴木主水という侍は…」「山は焼けても山鳥りゃ立たぬ」の意味を少しだけ調べました

 8月15日の記事にコメントをいただきましたので、「これは
調べなければ」と、少しだけ追加します。

 まず、「山は焼けても山鳥りゃ立たぬ」ですが、これは全国的
な『民謡』に出てくる歌詞のようです。「子ほどかわいいものは
ない」ということを歌っています。

 次に、「鈴木主水さん」ですが、享和元年(1801)内藤新
宿の遊女・白糸(しらいと)と情死した武士の名。また、その事
件を主題とした戯曲や歌謡。歌謡では踊り口説きなどに今も残り
…とされています。この地域の盆踊りの口説きもこの『歌謡』を
歌っているようです。

 それにしても、物語の最初から最後までを「鈴木主水口説き
として掲載しているものを読んでみましたが、主水さんと白糸さ
ん二人だけでなく、主水さんの奥さんの「お安さん」も含めて、
最後には「三人共に、聞くも哀れな、話しでござる。聞くも哀れ
な、この物語」と締めくくっている通りのお話しでした。
 やっぱり、「中村主水のほうがいいなぁ〜」。下写真は15日
に盛大に開催された下郷小学校での盆踊りの様子です。

久しぶりの雨に「いいうろいじゃったなぁ…」とあっちこっちで!

 8月15日の午後4時前くらいから雷が鳴り、雨がふりました。ちょうど
みんながお墓参りに行くころで、4時半くらいの小降りの頃に行き交う地域
の人たちが「いいうろいじゃったたなぁ…」(意味:良い潤いでしたね)と
あいさつします。10日ぶり、いやそれ以上かも。恵みの雨でした。
 そんな中、今朝は奥ノ鶴集落の相良みずえさんの畑を訪ねました。「ネギ
の苗が枯れそうだったけど、雨が降ったので良かった」と、みずえさん。畑
はみずえさんが付きっきりで草むしりをしていますので、草が一本もないの
では?と思うくらいきれいにされています。下郷農協の無農薬・少量多品目
の野菜の生産はこうした小さな農家に支えられています。
 下写真は、みずえさんのネギ・ピーマン・モロヘイヤ・オクラの花です。

下郷・耶馬溪の盆踊り

 耶馬溪では8月13日の夜を中心に、初盆のお宅や集落合同で
盆踊りが行われます。今年も下郷の各地で、盆踊りが行われてい
ます。音頭を取る人(「口説き手」と呼びます)の歌にあわせて
参加者が輪になって踊るのですが、この「口説き」でデビューす
る若い人が増えています。下の写真は金吉・行広集落で13日に
デビューした東京からの移住者「とくちゃん」と奈良からの移住
者「おさかなさん」です。聞くところによると、樋山路地区では
20歳代女子チームが口説きデビューしたとの情報もあります。

 この「盆踊り」について耶馬渓町史を調べてみたところ、以下
のようなことが記されていました。

 盆踊りは、初盆の家から頼まれて踊る。初盆の家のツボ(庭)
の中ほどに畳一枚敷きの「オキザ」を据える。オキザは客事の時
に料理や配膳用に使ったり涼み台にする。
 オキザの上に音頭取りが立って歌う。番傘はさす人もささない
人もある。楽器は一切使わない。
 早い夕飯を済ませて暗くなり出した頃から始める。最初「東西
南北お御免なされ……」の坪入りの口上がある。最初と最後に、
「千本づき(踊りの種類)」を踊る。他に「三っ拍子」「ハカタ」
「マッカセ」などがある。

とされています。私が子どものころからこの口説きを聞いていて
耳に残っているのは「山は焼けても山鳥りゃ立たぬ……」とか、
「鈴木主水という侍は……」という歌詞なのですが、どういう意
味が込められているのか?また、鈴木主水さんはどんな侍だった
のか?は謎のままなのです。今度調べてみますね。

 それにしても…「耶馬渓町史」の〝家のツボ〟(庭)という響
きは懐かし過ぎる呼び方です。昔はよく聞きました。